福島地域酒米研究会が2月18日、「新酒お披露目会」をオンライン配信で行う。
同研究会は2017(平成29)年、福島産の「酒造好適米」の生産を目的に設立。酒米新規生産者への栽培支援、日本酒や酒米の関係者の交流や研修を通じて、酒米生産、酒米を中心とした地域振興、特徴ある地酒造りを目指しているという。主に米農家、酒米農家、酒蔵が所属する。
同会は毎年2月に開き、参加団体が造った新酒を紹介する。オンライン配信は初。今回は福島県酒造組合特別顧問で福島県日本酒アドバイザーの鈴木賢二さんをゲストに迎え「福島の日本酒の魅力と地域活性化」をテーマに記念講演を行うほか、「金水晶 純米大吟醸」「純米吟釀 精一杯」「おららのどぶろく」など、福島市産の酒米を使った日本酒約20種を紹介。オンライン配信を視聴しアンケートに回答した人の中から抽選で、同研究会の新酒が当たる視聴者プレゼントも行う。
同研究会アドバイザーの木村信綱さんは「『日本酒の神様』の生の声を、ぜひ聴いてほしい。福島市で酒米を作っている情熱的な農家がたくさんいる。ほとばしる熱量を感じて、ぜひお酒を飲んでほしい」と話す。
開催時間は15時~16時30分。視聴無料。