和食店「和食 炭火焼きおばら」(福島市置賜町、TEL 024-573-1118)が3月3日、福島・置賜町にオープンする。

店舗外観

　店主の小原之典さんは福島市内の割烹やホテル・旅館に務め、て料理人歴は40年。「日本料理　専門調理師・調理技能士」の資格を保有している。

　オープンのきっかけについて、小原さんは「長年、独立したいと思い続けていた。コロナ禍からの回復も少しずつ兆しが見えてきたので、これからの飲食店を盛り上げていくきっかけになればという願いも込めてオープンに踏み切った」と話す。席数は、カウンター7席、4人がけ座敷席3席の計19席。

　同店は、「焼き魚」にこだわり提供する。「熟成魚は津本式技術を用いて、完全に血抜きをすることで魚のうまみを引き出している。シンプルな調理方法で、食材の良さを伝えることができれば」と小原さん。

　「お薦め」メニューは、日替わりでネタが変わる「海鮮丼」（1,800円）。ランチのみで提供する。「連携している業者が4社ほどある。その日の仕入れの状況に応じて新鮮な魚だけを仕入れているので、新鮮でおいしい魚を提供できるのが特徴」だという。

　今後については、「福島県には、まだミシュランを獲得している店がない。将来的には星を獲得できる店を目指したい。福島の食文化の向上につながれば」と意気込みを見せる。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～14時30分、ディナー＝17時～22時30分。