交流喫茶「オノデラ百貨店」(福島市飯坂町西滝ノ町、TEL 080-6293-2842)が7月23日、福島・飯坂温泉街にオープンする。経営はネットワーク調剤(鎌田字卸町)
同店は、30年前に閉店した化粧品や洋服などを扱う「小野寺百貨店」をリノベーション。1階はカフェスペース、2階はコワーキングスペースとして運営することで地域の人や観光客の交流拠点となる場を目指す。
オープンのきっかけについて、コミュニティ事業部の遠藤慧毅(さとき)さんは「30年前に小野寺大樹社長の祖父母が営んでいた洋服店『小野寺百貨店』が閉店してから建物が利用されていなかった。最盛期の時と比べて年々観光客の数が減少している温泉街に再び活気を戻したいという小野寺大樹社長思いからオープンに至った」と話す。
カフェスペースでは、地元の果物を使ったパフェやドリンクを提供する。席数は15席。コワーキングスペースの利用料は1日2,000円、1カ月1万円。席数は20席。個室やWi-Fiも完備する。
遠藤さんは「飯坂と言えば温泉というイメージがある。そこに付加価値となるような場所を目指したい」と話す。今後については、「チャレンジショップとしての貸し出し、福島学院大学との交流授業、イベントなどを行うことで若い人にも利用してもらえるようにしたい」と意気込みを見せる。
営業時間は10時~18時。日曜・月曜定休(コワーキングスペースは無休)。