認知症や高齢者による交通事故などをテーマに講演を行う「縁側カフェ」が8月13日、アクティブシニアセンターアオウゼ(福島市曽根田)で開かれる。
今回で7回目となる同イベント。主催の「しいの木おうちクリニック」佐藤志以樹(しいき)院長は「自治会などから依頼を受けて始めたのがきっかけ」と振り返る。「家の縁側で近所の人とお茶を飲むような和やかな雰囲気の下で交流をしたいという思いから、『縁側カフェ』と名付けた」とも。
認知症や高齢者の事故、高齢者の嚥下(えんげ)機能向上などについて、福島県警関係者や専門医が講演を行う。当人を対象とした講演のほか、精神科医による「親が認知症になったら」など高齢者の家族を対象とした講演も予定。
併せて、大手企業によるワークショップも開く。電動カートの試乗や食事宅配サービスの試食、車の急発進防止装置の紹介など、高齢者向けのワークショップとなっている。その他、子ども向けにグライダー飛ばしや綿あめなども用意。
佐藤院長は「家族で来場できるよう、お盆に日程を合わせた。多くの方に来てもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は13時~16時45分(12時30分開場)。定員200人。先着で50人の子どもにお菓子すくいなどを用意。