今年で13回目を迎える福島の冬の風物詩「光のしずくイルミネーション」の点灯式が12月6日、10月に新装された街なか広場(福島市本町)で行われた。
街路樹には福島市のキャラクター「ももりん」のイルミネーションが輝いている
2007(平成19)年から毎年12月に開催されている同イベント。開催のきっかけについて、「光のしずく事業実行委員会」委員長の岩山知弘さんは「福島の中心市街地のにぎやかに、福島の良さをPRするために始めた」と振り返る。「これだけ続くとは思わなかった。福島の冬の風物詩になったのも、地元のみなさんの協力のおかげ」とも。
点灯式では木幡浩福島市長が「このイルミネーションの光をエネルギーに変えて、福島の街のにぎわいを作っていきたい」と、あいさつで述べた。その後、スイッチ点灯のセレモニーにも出席し、岩山さんら来賓と共に、集まった観客のカウントダウンに合わせスイッチを押し、イルミネーションを点灯した。
今年のイルミネーションの数は約20万球。先行して福島駅前東口広場では11月20日より、イルミネーションが点灯している。
点灯式に集まった観客からは「毎年楽しみにしているが、点灯の瞬間を見たのは初めて。とても感動した」「このイルミネーションのように、街がもっと活性化すれば」などの声が聞かれた。
点灯時間は17時~23時。1月31日まで。12月26日(郵送は28日)まで、フォトコンテストも開催。応募写真は1月9日~26日、アクティブシニアセンターアオウゼ(福島市曽根田)で展示予定。