NPO法人「ビーンズふくしま」が運営する地域交流拠点「みんなの家@ふくしま」(福島市笹谷)が3月19日で5周年を迎える。
「みんなが安心して自分らしくいられる、みんなのための『みんなの家』」をコンセプトに、2015(平成27)年3月に開設した同施設。子育て中のママ・パパに加え、地域の人や若者、福島の子どもたちが集う居場所として、参加型のイベントを開催したり、自由に来館できる日を設けたりしている。2017(平成29)年4月には、福島市の委託を受け「子育て支援センターみんなの家@ふくしま」として新たなスタートを切った。
同年1月には「避難してきた・避難先から戻ってきた親子が気軽に集える『家』」をコンセプトに「復興交流拠点みんなの家セカンド」(笹谷)も開設。利用者それぞれの趣味を生かし、ものづくりをしながら楽しむ「大人の部活」をはじめ、悩みや不安を話せる場として、さまざまなイベントを開いている。
5周年を迎え、事業長の森淳美(あつみ)さんは「多くの方に支えていただいての5周年。感謝を忘れずに、これからも一人一人に寄り添い、スタッフ一丸となって活動していきたい。2拠点どちらも、さまざまな立場の方がつながり合い、自分らしく安心して集える居場所であり続けたい」と話す。
3月21日に予定していた記念イベント「たにぞうファミリーライブ~みんなの家@ふくしま5周年記念~」は、新型コロナウイルスの影響を受けて中止となった。
開館時間は10時~15時。日曜・祝日休館。「復興交流拠点みんなの家セカンド」は不定期開館。現在は両施設共、コロナウイルス感染予防のため閉館中。