福島市の地域発展を考える会「Voiceふくしま」が主催する「納涼祭」が8月23日、街なか広場(福島市本町)で行われた。
毎年開催され今回で4回目となる同イベント。開催のきっかけについて、同会の古川幸伸会長は「コロナウイルスの影響で各種イベントが中止になってしまった。ステージに立つために頑張ってきた高校生らに発表の機会を与えられればと思い開催に至った」と振り返る。
会場は入り口を1つに限定し、検温とアルコール消毒を実施。来場者にはリストバンドを配布するなど、コロナウイルス対策を取って開催。会場内のテーブルや椅子も間隔を空けて設置した。
ステージでは昨年の「フラダンス甲子園」でグランプリに輝いた「あさか開成高校フラ・タヒチアンダンス同好会ALOHA」によるフラダンスが披露され、集まった観客からアンコールの声が上がるなど盛り上がりを見せた。
飲食ブースは焼き鳥やドリンク、占いなど10店が出店。焼き菓子をメインに出店していた「カフェドフルール」(早稲町)の菊池有美さんは「久しぶりのイベントでありがたい。福島市民がみんな元気で安心した」と話す。
古川会長は「出演者、出店者、来場者の思いを兼ねそろえ、これからも地域を盛り上げられれば」と意気込みを見せる。