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伊達・美術館で「絵本原画展」 メルヘン画やデビュー前の作品も

「ジェイクシリーズ」として知られるジェイクを抱く葉祥明さん

「ジェイクシリーズ」として知られるジェイクを抱く葉祥明さん

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 企画展「葉祥明(ようしょうめい)原画展~メルヘン・絵本・詩~」後期が11月7日、梁川美術館(伊達市梁川町、TEL 024-527-2656)で始まる。

同館の外観

 「地域に根ざした美術館」をテーマに、梁川町出身の芸術家・故太田良平の彫刻作品群を主に収蔵する同館。企画展について、同館学芸員の池田友子さんは「他館の職員にアドバイスをもらい、絵本作家・葉祥明さんを薦められ、当館でも企画した」と振り返る。「次回の企画展をどうするか悩んでいたころ、台風19号で梁川町が被災した。当館は無事だったが、目の前の広瀬川を挟んで北側は被害に遭い、町も市も重苦しい雰囲気だった。柔らかく優しい雰囲気の作品を見ることで、たくさんの人の心が慰められてほしいと企画した」とも。

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 前期は10月10日~25日に行い、約1200人が来館した。「有料の企画展で、2週間という短い期間にこの数の来場者は当館では初めて」と池田さん。

 同展ではメルヘン画だけでなく、葉さんが作家デビュー前に作風を模索していたころの作品や「ニューランドスケープ」と名付けた独自の世界を築き描き上げた作品などを展示。ほのぼのとする内容のものから社会問題、環境問題、心を見つめる作品まで、さまざまなジャンルの絵本原画をそろえる。池田さんは「作家のさまざまな面を見て、葉さんの世界に浸ってもらえれば」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館。入場料は、一般=600円、中高生=400円、小学生=100円。12月13日まで。11月21日・22日は、葉さんによる講演会・サイン会などのイベントを予定する(参加受け付けは7日から)。

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