世界各国を自転車で旅した「チャリダー」らによるトークセッション「チャリダー 自転車世界一周お話会」が12月19日、如春荘(じょしゅんそう=福島市森合台)で行われる。
自転車で国内外を旅行する人たちを通称「チャリダー」と呼ぶ。開催のきっかけについて、主催する伊藤篤史さんは「10月から11月にかけて長野で開催した『目的のない旅展』が非常に好評だった。福島でも開けないかと思い、まずはきっかけを作れればと思い開催に至った」と振り返る。「1回限りで終わらせてしまうのがもったいなかった」とも。
自身も「チャリダー」として世界4大陸、71カ国を旅した伊藤さん。同イベントには、「カレーとギョーザと世界の太鼓」をテーマに16インチの自転車で世界一周した島田義弘さん。自転車の盗難に遭いながらも10年間帰国せず旅をした出堀良一さん。バックパッカーとして旅する途中で「チャリダー」になり、結婚し妻と一緒にユーラシア大陸を横断した米山雄介さん。北南米を「先住民の知恵と技術」をテーマに旅をした青木麻耶さんら4人を招く。
当日は世界のカレーを食べ歩いた島田さん手作りのカレー(1,000円)を提供予定(無くなり次第終了)。チャリダー4人が、それぞれ写真2枚を展示し、その時のエピソードなどを話す。質問にも答えるという。
伊藤さんは「コロナで国内外問わず旅行に行けない状況が続いている。世界を旅した人の話を聞いて、少しでもその国に行った気分になってもらえれば」と参加を呼び掛ける。「ゆくゆくは福島でもチャリダーの展示会をしたい」とも。
開催時間は13時30分~15時(カレーの提供は12時から)。参加費は500円。