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福島で「うそかえ祭」 傘でソーシャルディスタンス、コロナ対策徹底

大小並ぶ鷽(うそ)鳥

大小並ぶ鷽(うそ)鳥

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 一年の災いを「鷽(うそ)鳥」が身代わりになり払うとされる「うそかえ祭」が1月14日~17日の4日間、西根神社(福島市飯坂町湯野)内に祭られている高畑天満宮で行われる。

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 毎年春と冬に開催されている同祭。一年の間に起った悪事や疫病などを「うそ」として良いことに変える木彫りの「鷽(うそ)鳥」の販売などを行う。春は赤地に丸い目をした「鷽(うそ)鳥」、冬は白地に半円型の目をした「鷽(うそ)鳥」を販売する。

 同神社の齋藤宮司は「今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、参拝者は傘を差して前後左右の距離を保ち並んでもらえれば」と呼び掛ける。「雪が積もった際、間隔を保つために引いた足元の線が見えなくなるため」とも。その他、境内にはセンサー式の消毒用アルコールを10カ所に置くほか、屋内で祈とうを行う際には空間除菌機を設置する。

 同祭は飯坂温泉とのコラボ企画として、宿泊・日帰りで飯坂温泉の旅館を利用した客向けに「鷽(うそ)鳥」の予約販売を行った。「2000体を超える予約数があった。今年は例年通り、大小合わせて数万体を用意している」と斎藤宮司。「体調など考えて、対策を取って参拝してもらえれば」とも。

 開催時間は9時~21時(17日は17時まで)。

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