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福島で「あおぞら駄菓子屋さん」 子ども食堂主催、届いたお菓子を無料配布

参加した子どもらがお菓子を選ぶ様子

参加した子どもらがお菓子を選ぶ様子

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 子ども食堂「よしいだキッチン」が2月18日、縁日イベント「あおぞら駄菓子屋さん」を吉井田学習センター駐車場(福島市仁井田)で開催した。

この日のために準備したのれん

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 同食堂を運営するNPO法人「ビーンズふくしま」が主催した同イベント。同NPOの江藤大裕さんは「100組を超える事前参加申し込みがあった」と話す。新型コロナ対策を徹底し、密を避けるため屋外で入場制限をしながら行った。同NPOの活動に賛同する全国の団体や企業などから届いたお菓子や食料品などの応援物資を参加者に無料で配布した。

 参加した子どもや保護者からは「久しぶりの『よしいだキッチン』で楽しかった」「地域とつながる機会は大切だと感じた」などの声が聞かれた。

 江藤さんは「いつも通りに集まって、一緒にご飯を食べるという活動自体がコロナ禍では難しい。そんな中でも、地域の皆さんと一緒に『今できることを』という思いでイベントを開いた」と振り返る。「子どもたちの元気な声と屈託のない笑顔はみんなを明るく照らす。全国からの支援に感謝している」とも。

 「食べる・学ぶ・遊ぶ」を通して子どもの育ちを支えることを目的として、2018(平成30)年から毎月1回、毎回50人ほどの子どもが参加してきた「よしいだキッチン」。コロナ禍の2020年以降は、ドライブスルー形式で弁当を配付したり、1回の参加者を30人に制限したりと、地域と協力しながら開催を続けている。

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