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新元号施行 福島・松川町に伝わる「令和」の由来

奥州八丁目天満宮に植えられている「飛梅」

奥州八丁目天満宮に植えられている「飛梅」

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 奥州八丁目天満宮(福島市松川町古天神)に植えられている梅の木が、新元号の由来になった「万葉集」の「梅花の歌」に縁(ゆかり)があるとして伝えられている。

奥州八丁目天満宮

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 この神社に植えられている「飛梅(とびうめ)」は福岡県の太宰府天満宮から1773年に株分けされたもの。1度枯死したため、1968(昭和43)年に再び太宰府から株分けされている。太宰府は「梅花の歌」を詠った大伴旅人(おおとものたびと)の由来の地であることから、地元の人も喜びを見せている。

 「飛梅」は石製の策に囲われており、誰でも見ることができる。

 飛梅を見た地元の人は「静かな町に新しい名所ができてうれしい。令和という時代がますます楽しみになった」と話す。

 奥州八丁目天満宮は高校大学合格祈願祭が行われるなど学問のご利益がある。

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