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キックボクサー・志朗選手、福島市に米を寄付 熊本県産ひのひかり150キロ

米を寄付したキックボクサーの志朗選手(左)と木幡浩福島市長(右)

米を寄付したキックボクサーの志朗選手(左)と木幡浩福島市長(右)

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 埼玉出身でタイなどの試合に多く出場するキックボクサー、志朗選手(27)が熊本産の米150キロを福島市の子ども食堂に寄付し、4月14日、感謝状が授与された。

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 16歳でプロデビューし、那須川天心選手などと対戦した経験のある志朗選手。寄付のきっかけについて、志朗選手は「父親の実家が熊本にあり、熊本地震で被害を受けた熊本を支援するとともに、キックボクシングを通じてゆかりのある福島にも支援できればと思い寄付に至った」と振り返る。

 今回寄付されたのは、熊本県芦北町産の大野米「ひのひかり」150キロ。同市内の子ども食堂に配布される。米を受け取った木幡浩福島市長は「コロナ禍で子ども食堂の運営が厳しくなり、一人親家庭の食事も窮屈になっている。善意の支援は非常にありがたい」と話す。志朗選手には木幡市長から感謝状が授与された。

 木幡市長との懇談では、近況報告やキックボクシングについて話が及び、木幡市長は「志朗選手が活躍することで、福島の子どもたちへメッセージを送れれば」と期待を込め、志朗選手は「機会があれば子ども食堂に行ってみたい。支援の幅を広げていければ」と応えた。

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