福島駅前通りの旧中合ツイン広場(福島市栄町)で4月21日、福島でボランティア活動などを行う「福島グリーンライオンズクラブ」(福島市陣場町)が中心となり献血イベント行われた。
献血車2台を導入して行った同イベント。開催について、同クラブ幹事の小椋勤さんは「クラブ発足から約40年、毎年2回開催している」と話す。同イベントは同クラブの事業委員会が中心となって開催しているという。
昨今の献血事情に関して、福島県赤十字血液センターのスタッフは「新型コロナウイルス感染症の影響で献血への協力者が減っているため、輸血用の血液も全国的に不足している」と話す。同イベントでは400ミリリットルの血液の献血を優先的に行い、200ミリリットルの献血は16歳~19歳に限定。「将来の献血協力者不足を補うため、若い人にはまず経験してもらえればと思い、少量から経験してもらった」と小椋さん。
この日献血に協力した人にはマスク1箱(25枚入り)を進呈。以前は卵などを進呈していたというが、感染症対策として前回からマスクを進呈している。小椋さんは「寒い時期には血液が不足する傾向にある。今後、10月を目安にまた開催できれば」と意気込みを見せる。