福島県産の日本酒17銘柄が「全国新酒鑑評会」で8回連続金賞受賞し、福島県観光物産館(福島市三河南町)で5月21日、飲み比べフェアが始まった。
2020酒造年度に造られた日本酒の中から競う同会。福島県産の日本酒は、これまで7年連続金賞受賞していた。2019酒造年度の審査は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、金賞の発表は2年ぶり。福島県産の日本酒は「金水晶」(福島市)、「奥の松」(二本松市)など17銘柄が金賞を受賞。8回連続で日本一を達成した。
受賞に合わせ、同館では発表を受けた当日17時から、金賞受賞酒の飲み比べフェアを開催。受賞した17銘柄のうち12銘柄を飲み比べできる。飲み比べは1杯60ccのおちょこで2種=700円、3種=1,000円で注文可能。陳列された銘柄から好みの銘柄のカードを選び、レジで注文する。併せて、入賞した32蔵の日本酒のうち製品化されている28銘柄も販売。
同館の櫻田武館長は「酒蔵、蔵人の皆さんが頑張った結果。敬意を表したい」と話す。「あまり外出できない中だが、ネットなどで日本酒を購入して自宅で楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
残りの5銘柄は製品化され次第、フェアに加える予定。
営業時間は9時30分~19時。フェアは7月末まで。