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福島にまぜそば専門店「白山」 常連客が先代店主の思い引き継ぐ

店前に立つ2代目店主の安倍寛人さん

店前に立つ2代目店主の安倍寛人さん

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 8月に閉店した福島市のラーメン店「白山(はくさん)」(福島市小倉寺竹ノ内)がまぜそば専門店になり、10月2日、2代目としてグランドオープンした。

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 トンカツが丸ごとのった「特製白山らーめん」などのオリジナルのラーメンが人気だった同店。2代目店主の安倍寛人さんは「先代店主が病気を患ってしまい閉店した。長年愛されてきた店を引き継いで名前をそのまま残したいと思い、先代店主に掛け合って店を継いだ」と振り返る。安倍さんは先代店主が営む同店の常連客で、多い時は週2回訪れていたという。

 洋食をメインに市内の飲食店などで10年以上修業を積んだ安倍さん。同店を、まぜそば専門店として引き継いだ。「小さい頃から食べることが好きで、高校生の頃に飲食の道に進みたいと思った」と振り返る。

チャーシューは2時間煮込み、タレは先代店主と同じものを使っているという。「お薦めは『基本のまぜそば』(780円)。16時からの夜限定で『台湾まぜそば』(1,080円)もある」と安倍さん。「ラーメンではなくまぜそばをメインに食べたいと思えるように、福島といえばまぜそばと言えるくらいまぜそばを広めていきたい」と意気込みを見せる。

営業時間は11時~21時。

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