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福島のNPOがクラフトビール「スノーラビット」 地元飲食店らが共同で開発

NPO法人「フクシマギフターズ」のメンバー

NPO法人「フクシマギフターズ」のメンバー

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 福島駅周辺の飲食店店主らが集まり発足したNPO法人「フクシマギフターズ」(福島市置賜町)が11月、クラフトビール「スノーラビット」の販売を始める。

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 福島の食や文化の発信を目的に市内の飲食店店主らが今年4月に発足した同NPO。活動の第1弾として、クラフトビール「スノーラビット」の商品化を決めた。同NPO理事で「らぁめん たけや」(早稲町)店主の鴫原健さんは「試作のビールを飲んだら思った以上においしくでき上がり、ほっとしている」と話す。商品名の由来については「市内から見える吾妻小富士の残雪がウサギの形に見えることから、『吾妻小富士の雪ウサギ』として親しまれていることをヒントにした」という。

 スノーラビットは「柔らかな舌触りが特徴」のIPAで、桑折町の「半田銀山ブルワリー」(桑折町上町)に製造を委託。同NPO所属の飲食店などで提供するほか、市内のイベントでの販売やオンラインショップの開設も予定する。

 鴫原さんは「新しいクラフトビールの醸造も予定している。福島をもっと盛り上げるため、地元産の産物を使った料理の開発や農業などにも携わっていければ」と意気込みを見せる。

 同商品は11月下旬から提供・販売予定。

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