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福島市内の商店主らが観光マップ「フクシマナビ」発行 商業復興を目的に

マップを手に利用を呼び掛ける「LIFEKU(ライフク)」実行委員長の藁谷(わらがや)郁生さん

マップを手に利用を呼び掛ける「LIFEKU(ライフク)」実行委員長の藁谷(わらがや)郁生さん

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 福島の商業復興を目的とした観光案内マップ「フクシマナビ」が現在、配布されている。

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福島市内の商店店主らが集まり結成した「LIFEKU(ライフク)」が企画・運営する同企画。企画立案のきっかけについて、実行委員長の藁谷(わらがや)郁生さんは「東日本大震災後、福島への観光客は激減した。嘆いてばかりもいられないと、福島のセンスやスタイルを県内外に発信できればと思い有志で立ち上げた」と振り返る。

 同企画は協力店同士のネットワークを構築して顧客を共有し、互いの店を紹介したものを観光マップとして観光客へ届けることを目的とするもの。「手書きで観光客に案内していたものを形にした」と藁谷さん。

 1000部印刷した同マップは3カ月ほどで無くなってしまったという。藁谷さんは「協力店を中心に一つ一つ手渡しをすることにこだわっている。今後も好きな店を紹介するということをぶれずにやっていければ」と意気込み見せる。「1回で攻略できない街を目指したい」とも。

 マップは、協力店「ピックアップバーンズ」「OPTICAL YABUUCHI」「食堂ヒトト」(以上、大町)など約12店舗で配布している。

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