福島の学童「三河台みんなのおうち学童クラブ」(福島市野田町2)で3月28日に開かれた「子ども食堂」で、NPO法人「フクシマギフターズ」がラーメンを提供した。
22日、24日、28日に開かれ、29日・30日にも開く予定の子ども食堂。開催のきっかけについて、同NPOメンバーで「らぁめん たけや」(早稲町)店主の鴫原健さんは「保護者の方から子どもたちのために何かできないかと相談を受けていた。NPOや飲食店としてできることをと考えた時に、自慢の料理を提供して楽しんでもらえればと思い企画した」と振り返る。鴫原さんは28日に同クラブに出張し、その場でラーメンを作って提供した。
当日は春休み中の新小学2年~6年の児童30人が集まった。22日・24日は同NPOメンバーで焼き鳥店「やきとり江口」(置賜町)店主の江口隼人さんが弁当を提供。江口さんは「コロナ禍で外食もできず楽しみも少なくなっている子どもたちが笑顔になればと取り組んだ」と振り返る。
同クラブ主任の長谷川幸子さんは「保護者からの要望もあり、実現することができた。少しでも子どもたちに楽しんでもらえれば」と話す。