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福島の焼き鳥店「江口」が1周年 まん防乗り越えイベント出店へも意欲

来店を呼び掛ける「やきとり江口」店主の江口隼人さん

来店を呼び掛ける「やきとり江口」店主の江口隼人さん

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 福島市の焼き鳥店「やきとり江口」(福島市置賜町)が3月3日で1周年を迎えた。

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 昨年オープンし備長炭で焼き上げる焼き鳥が売りの同店。1周年を迎え、店主の江口隼人さんは「コロナ禍だったが何とか1年できた。3回の時短営業と2回のまん延防止重点措置を乗り越えられた」と振り返る。「営業期間の3分の1ほどは時短営業だった」とも。

 同店では時短営業の要請などを受け、ランチ営業やテークアウトにも取り組む。「ランチは母に手伝ってもらっている」と江口さん。ランチの仕込みなどは母・栄美子さんが担当。栄美子さんは「小さい頃からの夢だった『店を出す』ことを20代最後でかなえて、本当に頑張った。息子の手伝いができればとランチ営業を手伝うことにした」と話す。

 野外イベントが好きだという江口さん。「福島ユナイテッド」のイベントにも出店経験があるという。「居酒屋というスタイル上、子どもが来店できない。イベントなどに出店することで、子どもや店に来られない人にも喜んでもらえるような企画ができれば」と意気込みを見せる。「これからも一人一人の笑顔を作れるよう頑張りたい」とも。

 営業時間は11時~14時、17時~23時。ランチは平日のみ、まん延防止重点措置発出期間中は21時まで。日曜定休。

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