福島駅から車で10分、福島市の中心にある信夫山を最長10キロ走り抜ける「信夫山パークランニングレース2022」が5月22日、開催される。

　今回で10回となる同イベントは、福島のシンボルでもある信夫山に桜を植え「信夫山を桃色に染めよう」という思いが始まりだったが、桜の植樹だけでは集客が弱かったため、当時マラソンブームだったことから「トレイルマラソン」として開催に至ったという。

　コースを監修しているのは、毎年2月に開催されている「信夫山暁まいり福男福女競争」で初代福男に輝いたマウンテンプレーヤーの眞舩孝道さん。今回のコースも10キロの部、5キロの部、3キロの部、小学生が対象の3キロの部、3キロペア(成人と小学生以下)の部から成る。スタート、フィニッシュは共に福島縣護國神社。

　大会の主催者でもある福島青年会議所、まちづくり委員会の金子真樹委員長は「身近にありすぎて、よく知らない信夫山。福島の財産でもある信夫山の魅力を、ランニングを通してもっと知ってもらえれば」と思いを寄せる。

　今回の大会のスターターは木幡浩福島市長が務める。会場には福島の魅力発信ブースや物販ブースも用意し、地元飲食店のフードや運動グッズを販売。参加者には今大会から新しくなるロゴの大会Tシャツや、アンケートに答えると飲食ブースで利用できる食券（400円分）を用意する。

　参加費は、10キロの部＝4,000円、5キロの部・3キロの部＝3,500円、3キロ小学生の部＝3,000円、3キロペアの部＝4,000円。申し込みは4月22日まで、ホームページで受け付ける。