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福島・信夫山でパークランニングレース コロナ対策取り800人疾走

スタートを切る参加者ら

スタートを切る参加者ら

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 福島市のシンボル信夫山で5月30日、「信夫山パークランニングレース2021」が行われ約800人のランナーが参加した。

最初にゴールした高橋一輝さん

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 今年で第9回を迎えた同イベント。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止、2年ぶりの開催となった。感染症対策として開会式・表彰式などは行わず、走行中以外はマスクの着用・手指のアルコール消毒を呼び掛けるなどの対策を取った。

 司会はマウンテンプレーヤーの眞舩孝道さんが務めた。スタート前に眞舩さんは「全員で心の中で合言葉『信夫山!ゴーゴゴー!』を唱えて臨んでほしい」と呼び掛けた。

 10キロ男子39歳以下の部・40歳以上の部、5キロ男女の部、3キロ小学生の部、3キロ男女の部、3キロペアの部に約800人のランナーが参加。スタートのカウントダウンは声を出さず手拍子で行い、スターターピストルが鳴り参加者が一斉にスタートを切ると山木屋太鼓の演奏が披露され、会場を盛り上げた。

 最初にゴールしたのは3キロ小学生の部に中島村から参加した高橋一輝さん(滑津小4年)。14分32秒で走り抜いた。高橋さんは「2位の参加者と粘った。歩いてしまうこともあったが、全力を出せた」と振り返る。10キロ男子39歳以下の部1位は、福島市から参加した円舘和馬さん(37)。44分57秒を記録した。円舘さんは「初めて走った。自然の中を走れてとても楽しかった」と振り返る。

 参加者からは「2年ぶりの開催でうれしい」「来年は自分の記録を更新したい」などの声が聞かれた。

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