新型コロナウイルスの感染が広がる中、酒販店を営む追分(福島市南中央2)が飲食店向けにウイルス対策の冊子を配布した。
コロナウイルスによる外食の自粛で宴会のキャンセルが増えている飲食店向けに、ウイルス対策の冊子を作成した同社。社長の追分拓哉さんは「福島の飲食店は、昨年の消費税増税と台風被害に加えて、今回のコロナウイルスによる自粛で苦しい時期になっている」と話す。
冊子には、正しい手洗いの方法や取り皿やカトラリーの衛生管理方法などをまとめるほか、感染予防についても記載。コロナウイルスによる影響を受ける事業者への支援策も記載している。
追分さんは「飲食店が打つことができる対策を参考に、攻めの営業で福島を元気にしてもらえれば」と期待を込める。「収束を願って毎日の仕事に励んでもらえれば」とも。
配布対象は福島市近隣の飲食店に限る。