総菜を販売する「TARACO(タラコ)」(福島市上町)とカフェバー「EACHDAY(イーチデイ)」(福島市上町)が3月24日、福島の県庁通りに同時オープンした。
文房具店の一角をリフォームして開いた両店。開店のきっかけについて、両店を経営する文化堂の尾形純江さんは「県庁通りに人が集まってくるような面白い店を展開したいと考えていた。夜も人が集まって楽しめる場所を提供したいと思い、開店に至った」と振り返る。
タラコの店内は淡い木目と白で仕上げた。テークアウトがメインだが、イートインスペース5席も設ける。店内では、14~16種類の手作り総菜を日替わりで並べる。尾形さんは「お薦めはおからコロッケ(120円)とキッシュ(380円)」と話す。
隣のイーチデイは、カウンター5席、テーブル席18席。タラコとは対照的に、濃い木目や深緑の椅子を置くなどして落ち着いた空間に仕上げた。エスプレッソコーヒーを中心に自家製のレモンシロップを使ったサワーなども提供。
尾形さんは「両店ともまだ始めたばかりだが、これからメニューを増やして、より良くしていければ」と意気込みを見せる。「幅広い世代に、コーヒーやお酒、総菜を楽しんでもらえれば」とも。
営業時間は、タラコ=11時~18時30分(土曜・日曜・祝日定休)、イーチデイ=17時~24時。