食べる

福島の居酒屋「独歩」が1周年 「地域密着一番店」をコンセプトに

カウンターに立つ店主の大竹貴之さん

カウンターに立つ店主の大竹貴之さん

  • 310

  •  

 福島市のパセオ通り沿いにある「大人の居酒屋 独歩(どっぽ)」(福島市置賜町)が4月23日、1周年を迎えた。

「大人の居酒屋 独歩(どっぽ)」の「江戸前風卵焼き」

[広告]

 海鮮を中心とした創作和食を提供する同店。オープン時の様子を店主の大竹貴之さんは「約10年、別の店で修業していた。飲食店での独立を目指していて、日本で一番になりたいと思い自分の店をオープンした」と振り返る。1年がたち「独立前に来てくれていた常連さんや、店を開いてから常連になってくれた人もたくさん来てくれた」とも。

 新型コロナウイルス感染症対策として、店内をこまめに換気・消毒し、アルコール除菌スプレーを常備するなど対応している。

 店内は木目調に仕上げ、黒をキーカラーに取り入れている。大竹さんは「店名は『独りでも気軽に歩いて来てもらえるくらい、身近な存在になれれば』という意味を込めて『独歩』と付けた」と話す。

 同店では刺し身を4日ほど熟成させ提供しているほか、かつお節も削りたてを使うなどこだわりを見せる。「中でも一番のこだわりが『江戸前風卵焼き』。分量をしっかりと量って、エビや山芋のすり身を加えてカステラのような滑らかな質感を出している」と大竹さん。

 大竹さんは「店のコンセプトは『地域密着一番店』。福島という枠にとどまらず、日本で一番の店を目指して今後も取り組んでいきたい」と意気込みを見せる。

 現在は営業時間を17時~20時(酒類の提供は19時まで)に短縮して営業。15時からは、メニューによりテークアウトにも対応している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース