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福島のNPOが市にマスクと殺菌・漂白剤を寄付 スポーツに取り組む子どもらのため

木幡浩福島市長(右)にマスクを手渡す山崎湊さん(中央右)と山崎岬さん(中央左)、県議会議員の大場秀樹さん(左)

木幡浩福島市長(右)にマスクを手渡す山崎湊さん(中央右)と山崎岬さん(中央左)、県議会議員の大場秀樹さん(左)

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 福島でキックボクシングジムを運営するNPO法人「Strong maind(ストロングマインド)」が6月16日、サージカルマスクと殺菌・漂白剤を福島市に寄付した。

湊さんからのキックを受ける木幡市長

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 市役所で寄贈式が行われ、同NPO代表の山崎操(みさお)さんと二女の岬さん、長男の湊さんが、県議会議員の大場秀樹さん立ち会いの下、マスク2500枚と殺菌・漂白剤20キロを寄付した。山崎さんは「スポーツに取り組んでいる子どもたちのために使ってもらえれば」と話す。

 寄贈式ではキックボクシングに取り組む岬さんと湊さんの練習状況や、試合の状況などを木幡市長に報告。木幡市長は2人が持参したチャンピオンベルトを眺め、「コロナウイルスの影響で対人トレーニングなどまだまだ難しいところもあるが、姉弟そろってのチャンピオンを目指してほしい」と激励した。

 寄贈式後木幡市長が山崎さんが持参したキックミットを構え、岬さんと湊さんのキックを受ける姿も見られた。

 現在岬さんは高校1年生、湊さんは中学3年生。同NPOが運営するジム、毎日17時~21時、トレーニングに励んでいる。岬さんは「日本中が大変でスポーツをすることもできなくなった。試合もなく、早く再開してほしい。スポーツをしている子どもたちが笑顔でまた練習ができるようになれば」と話す。

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