福島市の納屋レストラン「くつろぎ納屋 森のキッチン」(福島市方木田)が、ラーメンの具材をのせた「しょうゆラーメン風ピッツァ」を作った。
納屋を改装して今年2月にオープンした同店。今回作ったピザについて、店主の森口秀貴さんは「常連客からのリクエストで、ラーメンをイメージしたピザを作れないかという話が上がり作ってみた」と振り返る。「最初は冗談かと思った」とも。
もともと自家製チャーシューを使ったピザを提供している同店。そのチャーシューをメインに、ナルト、ワカメ、コーン、ネギなどをトッピング。ソースはしょうゆラーメンをイメージし、しょうゆベースに仕上げている。森口さんは「お客さまに提供したときは笑いが起きた」と話す。
この日は、もう一つリクエストがあった、餡(あん)を使ったピザも提供。「ただ餡をのせるだけでは見栄えが悪いと思い、バターをしみ込ませたピザ生地を餡にフォンデュする形で提供した」と森口さん。「遊び心から始まったが、いつもとは違う作り方のピザだったので試作中も楽しかった。お客さまからの要望もあるため、通常のメニューとして提供できるよう課題をクリアしていければ」と前向きな姿勢を見せる。
営業時間は11時30分~14時、18時~21時。水曜・木曜定休。上記のピザは要事前予約。