シェアハウスを併設したカフェ「Vase(ヴェイス)」(福島市大町、TEL 090-1397-5575)が11月28日、オープンした。
隣接する2棟にカフェ、シェアハウスを構える同店。オープンのきっかけについて、カフェを担当する斎藤友希店長は「3年前から、場所にとらわれない働き方ができる受け皿としてシェアハウスを福島に作りたいと思っていた。今年6月にコワーキングスペース『Fukushima-BASE(フクシマベース)』と、シェアハウスを担当する小林愛さんから一緒にやらないかと誘いを受け、オープンした」と振り返る。
1階のカフェには、カウンター、ソファ、勉強スペースなど、さまざまなライフスタイルに合わせた席を用意。床は店前の道路と同じデザインで、齋藤さんは「空間を広く見せ、気兼ねなく入れるよう工夫した」と話す。コーヒーやオープンサンド、お菓子など軽食を提供する。
2階~4階のシェアハウスは、齋藤さんらが内装と各ブースの設備をDIY。シェアハウスには10室10人まで入居でき、ショートステイ、ロングステイにも対応する。コワーキングスペース、レンタルスペース、シアター付コモンスペースも付設。滞在者は全設備が利用できる。
齋藤さんは「都市部から福島に来る人を増やし、福島の魅力を発信していきたい」と意気込みを見せる。「地元の人にも勉強や仕事で利用してもらい、県外の人との新しい交流の場になれば」とも。
営業時間は7時30分~16時(土曜・日曜・祝日は10時~18時)。ラウンジは20時まで利用可能。火曜と第1・3水曜定休。