食べる

福島・栄町に「みちのく酒場 蓬」 地産地消掲げ、福島県産品をPR

来店を呼びかける店主の蓬田貴也さん

来店を呼びかける店主の蓬田貴也さん

 居酒屋「みちのく酒場 蓬(よもぎ)」(福島市栄町、TEL 050-8889-5706)が4月9日、福島市栄町にオープンした。

[広告]

 店主の蓬田貴也さんは福島市出身。18歳で飲食業界に足を踏み入れ、市内複数の店舗で料理長や店長を歴任してきた。オープンのきっかけについて、蓬田さんは「40歳までに自分の店を持ちたいという夢があった。勤務先『史乃歩(しのぶ)』の社長に定期面談を通じ、その思いを相談したところ、社内系列店としての出店と、将来的な店舗買い取りも視野に入れた独立支援を受ける形でオープンすることができた」と話す。

 コンセプトは「地産地消で福島を盛り上げる」。県外客だけでなく地元の人にも改めて地域の魅力を感じてほしいと、福島県産の食材に特化したメニュー構成を展開。品書きには福島の県の形をしたマークを付し、県産品を一目で判別できるよう工夫を凝らす。

 看板メニューは、8時間かけて丁寧に煮込む「田舎のもつ煮込み」(530円)。「徹底したあく抜きにより、モツ特有の臭みを抑え、口の中でとろける食感に仕上げている」と蓬田さん。このほか、会津産の「馬刺し」(1,350円)や「馬レバー」(1,830円)、「麓山(はやま)高原豚」や「伊達(だて)鶏」などのブランド肉、郷土料理の「いかにんじん」など、店内仕込みの手作り料理を並べる。

 お通しには「茶わん蒸し」を提供。伊達市の「アグリテクノ」が手がける卵を使い、昆布とカツオのだしで素材のコクを引き立てる。蓬田さんは「卵一つとっても、黄身の弾力や味わいのバランスを重視して選んでいる。今後は福島の農家とも直接連携を深め、より地域に根ざした一皿を追求していきたい」と意欲を見せる。

 店内は、木を基調とした以前のすし店の面影を残しつつ、ガラス張りの外観でアットホーム感と開放感を演出。オープンキッチンの設計で、蓬田さんの目配りが行き届くように仕上げた。席数は、カウンター6席、テーブル12席の計18席。

 オープンを迎え、蓬田さんは「喜びと同時に不安もあるが、お客さまやスタッフと共に店を成長させていきたい。まずは一度足を運んでいただき、福島の旬を味わってもらえれば」と呼びかける。

 今後については、「週末の昼飲みやランチ展開、近隣の大学生との連携施策なども視野に入れ、街の活性化に寄与することを目指していきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時~23時。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース