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福島・陣場町の居酒屋「しぞーおかおでん お茶の間」が20周年

店主の長谷川秀樹さん

店主の長谷川秀樹さん

 居酒屋「しぞーかおでん お茶の間」(福島市陣場町、TEL 024-522-0061)が4月6日で20周年を迎えた。

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 店主の長谷川秀樹さんが、2004(平成16)年に同町の地下街で6坪のおでんバー「Artist(アーティスト)」を開業したのが始まり。その後、和食店「お茶の間」として地上店舗へ移転。6年前には隣店の火災によるもらい火で店舗が全焼するという不運に見舞われたが、常連客や地元の酒屋、酒蔵からの支援、クラウドファンディングによる後押しを受け、現在の場所で再起を果たした。

 看板メニューは、福島では珍しい「静岡おでん」。長谷川さんの静岡出身の母親が作ってくれた思い出の味を再現したもので、牛すじベースの黒いだしに、黒はんぺんなどの具材を入れ、青のりやだし粉をかけて食べるのが特徴。長谷川さんは「初めての客には『静岡おでんの盛り合わせ』を薦めている。手間をかけて熟成させた『熟成魚のお刺し身』も人気。日本酒は福島と静岡の地酒を中心に常時60種類以上を取りそろえ、希少な『磯自慢』なども楽しむことができる」と話す。

 20周年を迎えて、長谷川さんは「火災やコロナ禍など波瀾(はらん)万丈な20年だったが、あっという間だった。飲食店が20年続くのはごくわずかと聞く。ここまで続けてこられたのは、ひとえにお客さまのおかげ」と話す。「20周年当日には、オープン当初から20年来通い続けてくれている常連客らが『職場の飲み会』と偽って予約を入れ、サプライズパーティーを開いて長年の歩みを祝ってくれた。お客さまが共に今日まで歩んでくれたからこそ、今の店があるのだと改めて実感し、感謝している」とも。

 今後の目標について、「30周年をみんなで元気に迎えること」と語る長谷川さん。「特別なイベントを追うよりも、日々の料理を一つ一つ見直し、改良し続けることが一番大切。変えないものと変えるものを見極めながら、店を守っていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時30分~23時。日曜・祝日定休。

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