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福島のダンススクールが発表会 120人出演、人気楽曲に合わせダンス披露

フィナーレでは出演者全員でステージに上がった

フィナーレでは出演者全員でステージに上がった

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 福島市のダンス教室「波恵ダンス」(福島市新町)が4月18日、「とうほう・みんなの文化センター」(春日町)で発表会を行った。

あいさつで涙を見せる「波恵ダンス」主宰の石山波恵さん

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 第38回の発表会が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、2年ぶりのステージとなった同イベント。感染症対策として、入場前の検温とアルコール消毒の徹底、マスクの着用を促すなどの対策を取って開いた。ステージの最中も声援は掛けず、手拍子での応援となった。出演者への花束などのプレゼントも直接渡さず、受付で事前に預かる形を取った。

 ステージは90分間ノンストップで行い、3歳~60代までの120人が出演。ジャズダンスやタップダンス、ストリートダンスなどを披露した。人気アニメ「鬼滅の刃」のエンディング曲「from the adge」を、アニメをモチーフにした衣装を着た生徒らが光る刀を持って踊る場面も見られた。その他、YOASOBIの「夜に駆ける」や、あいみょんさんの「今夜このまま」などの人気J-POPも披露。

 ステージを見た人からは、「娘が出演している。娘の成長が感じられて感慨深い」「前回が中止になり、今回開催できて泣きそうになった」などの声が聞かれた。この日は昼と夜の部合わせて約1000人が来場した。

 フィナーレでは出演者全員がステージに上がり、福島市出身の作曲家・古関裕而さんをモデルにした朝ドラ「エール」の主題歌「星影のエール」に合わせて全員で手を振り、幕を閉じた。ステージ後のあいさつで、同スクール主宰の石山波恵さんは感極まり涙を見せた。「今日この日を迎えられ、感謝の気持ちでいっぱい」と石山さん。「午前中のリハーサルでは地震が発生し不安だったが、無事開催することができた」とも。

 毎年開催している同スクールの発表会は来年で40年目を迎え、同会場でのステージを予定している。

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