福島経済新聞の2021年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、モンブランのテークアウト専門店「栗歩(くりほ)」(福島市万世町)のオープンを伝える記事だった。
ランキングは、今年1月1日から12月16日までに配信した165本のヘッドラインニュースからPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 福島にモンブランのテークアウト専門店「栗歩」初出店 和栗にこだわり(8/17)
2. 福島にフルーツ大福専門店「果寿庵」 地元産の果物にこだわり、40回試作(9/14)
3. 福島に無人ラーメン販売所「麺食人」 「おうちで有名店の味」をコンセプトに(11/1)
4. 仙台の牛タン焼き専門店が福島に2号店 テークアウト・デリバリー対応も(1/12)
5. 福島にアメリカンダイナー「ダイナーズビッグスリー」 みんなが楽しめる店に(10/5)
6. 福島市で初のスーパーカー・レンタルサービス フェラーリ・メルセデスAMG(2/8)
7. 福島に3Dデザインケーキ販売店「クルクル」 ぬいぐるみのような仕上げに(4/2)
8. 福島にカフェ「アンティーク」 レトロモダンな空間でガレット提供、アート作品も販売(4/20)
9. 福島の中華料理店「川虎」が閉店 43年の歴史に幕、SNSに惜しむ声(3/19)
10. 福島にかき氷店「パンプス」 県産果物にこだわり、4年越しの出店(11/5)
1位は福島に初出店したテークアウトのモンブラン専門店「栗歩」のオープンを伝える記事。2位から4位までテークアウトの話題が続き、コロナ禍の市民のテークアウトへの関心の強さが見られる。
上位9本をグルメ関連の話題が占め、10位以下にも福島駅東口地域の再開発で閉店する「レ・フルール」(11位)、赤身肉にこだわる焼肉店「福わらひ」のオープン(12位)、戦後の日本と沖縄をイメージした居酒屋「アケボノバラック」のオープン(13位)とグルメ関連の話題が続く。唯一グルメ関連以外の話題でランクインしたのは、福島市初のスーパーカー・レンタルサービスの開始を伝える記事だった。新しいものに興味を引かれる福島の県民性が表れている。
グルメ関連に力を入れている福島経済新聞。発信するジャンルの幅を広げていくためにも、今後はSNSを活用し学生らの取り組みを取材するなど、これからを生きる若者の活動を取り上げ発信し、地域貢献につなげていきたい。