福島市に2月22日、猫カフェの閉店に伴い居場所を失った猫を保護している施設「ひだまりねこ」(福島市仲間町、TEL 024-573-0299)がプレオープンした。
一般社団法人「猫の陽だまり」が運営する同施設。オープンのきっかけについて、同法人理事で同施設の高橋美幸店長は「市内にあった猫カフェが閉店した際に猫をどうするか、法人内で話し合いをしていた。高齢の猫と病気治療中猫の居場所と里親探しの場を作れればと思い施設を作ろうと思った」と振り返る。猫カフェに通っていた常連客がスタッフとして猫の世話をしている。
現在2歳~12歳の猫17匹が保護されている。「猫カフェオープン当時からいた猫ばかりなので、高齢な猫が多い」と高橋さん。病気治療中の猫の通院などの世話をしているという。猫の里親も募集している同施設では、複数回来店し猫との相性を見て、スタッフとの面接を通し里親として認められれば引き取ることも可能。高橋さんは「猫の性格などを理解してもらうため、里親になるまでに決まりを設けている」と話す。
里親希望ではなくても利用することが可能。高橋さんは「気軽に来られる場所にできれば。猫との触れ合いの場として利用してもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時30分~19時。料金は、大人=30分400円・1時間700円、中・高生=同200円・同400円、幼児・小学生=同100円・同200円、3歳未満無料(大人の同伴が必須)。新型コロナウイルス感染症対策としてプレオープン期間中は完全予約制。1時間ずつ5人まで入店可能。