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福島市・吾妻支所で「防災ウオーク備in福島」 速く歩く訓練も

参加を呼びかける福島民友新聞社事業部の成田礼子さん(左)、武藤和子さん(右)

参加を呼びかける福島民友新聞社事業部の成田礼子さん(左)、武藤和子さん(右)

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 「防災ウオーク備(そなえ) in福島 歩いて災害に備えよう!」が11月13日、福島市・吾妻支所で初開催される。福島民友新聞社、福島県ウオーキング協会、日本ウオーキング協会が主催する。

イラストレーター・ico.さん作の「防災シミュレーション もしもすごろく」

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 地震などの災害が起きたときに「自分の足で避難する」ことができるよう、「体力」と「知識」の両方を「備える」ことを目的とした同事業。開催に至ったきっかけについて、福島民友新聞社事業部の小野伸一郎さんは「日本ウオーキング協会が、東京で防災をテーマにしたウオーキングを実施しており、福島県でも開催してみようという話からこの企画が始まった。将来的には、小さなコミュニティー単位で数多く開き、全国のモデルになれば」と話す。

 当日は、吾妻支所に併設されている吾妻学習センターで、日本防災士機構が認定する防災士資格を持つイラストレーター、ico.(いこ)さんの話を聞くほか、同協会担当者がハードルなどの器具を使い、道路が損壊した場合などを想定した災害時の歩き方をアドバイスする。その後、センターを出発し、1.3キロ先の武隈神社まで速く歩くトレーニングを行う。神社では消火器を使った消火訓練も行い、再び同センターに戻る。

 ico.さんを招いた理由について、「震災、台風と2度にわたり被災した経験があることと、ico.さんが手がけた『防災シミュレーション もしもすごろく』を使って話していただくことなどで、参加者に少しでも防災を『身近な話題』として考えてもらうきっかけになればと思いお願いした」と小野さん。「子供から大人まで参加いただき、家庭の会話の中でも防災の話題が上がるきっかけになれば。気軽に参加してほしい」と呼びかける。

 開催時間は9時~12時。参加費は300円(資料代・保険代含む)。定員は100人。ネットのみで今月12日まで受け付ける。

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