福島市定住交流課では、市北部の飯坂町の魅力を発信し盛り上げる地域おこし協力隊を募集している。
地域おこし協力隊とは、都市部から過疎地域に移住し、行政から委嘱を受け地域に貢献し活動する人をいう。
飯坂町では2020(令和2)年度に活動する地域おこし協力隊のメンバーを募集している。募集のきっかけについて、NPO法人「いいざかサポーターズクラブ」理事長の佐藤さんは「他地域の地域おこし協力隊の取り組みを見て、福島市とも協議を重ね募集に至った」と振り返る。
「飯坂町で地域おこし協力隊を募集するのは初めて」と話す佐藤さん。活動内容は同NPOが行っている地域活性化事業への参加や、カヤックツアーなどのアクティビティーのスタッフなど。「観光推進事業にも従事してもらいたい」とも。
佐藤さんは「飯坂町はコンパクトな町の中に、温泉や歴史などいろいろ詰まっている。地域課題を一緒に考えて、最前線で活動してくれる人に来てもらえれば」と期待を込める。
募集人数は1人で、20歳~50歳。性別不問。募集期間は3月31日まで。