野外上映イベント「Cinema(シネマ)の夕べ」が9月24日、今年リニューアルされた「福島まちなか広場」(福島市本町)で開催される。
昨年に続き2回目となる同イベント。開催のきっかけについて、実行委員長の丹治恵理子さんは「コロナ禍の影響でうつむきがちだった日常を忘れて、空を見上げてほしいという思いから開催に至った」と話す。「昨年がとても好評だった。今年も市内のシェフと協力して街なかを盛り上げたい」とも。
リニューアルされた福島まちなか広場で映画を上映し、鑑賞しながら市内のシェフが映画の中に登場するメニューを再現した料理を楽しむことができる同イベント。映画は「裏窓」をが上映する。「ワインを飲むシーンが美しい映画。料理をワイン、そして映画もペアリングして楽しんでほしい」と丹治さん。
料金は、芝席(ワンフード+ワイン付き、3,500円)、テーブル席(同、4,500円)。芝席では、市内のシェフたちが1950年代のフランス料理を当日限定で再現し提供。テーブル席では、映画内の料理を再現し提供する。
料理を提供するのは、「Monsieur kanno(ムッシュ カンノ)」菅野茂シェフ、「AL Sogni (アルソーニ)」渡辺あきのりシェフ、「こおり地産洋食店ブラッスリー・メルバ」南澤学シェフ、「kichen nomad
(キッチンノマド)」佐藤克樹シェフの4人。
丹治さんは「昨年に続き、今年も開催できてうれしい。来年以降も続けられるようなイベントにできれば。コロナ禍でうつむきがちな日常を、この日だけでも明るく楽しい日にしたい」と意気込みを見せる。
15時開場、18時上映開始。事前予約制、予約は公ホームページで受け付ける。