アートイベント「盆地と里の芸術祭」が9月5日・6日、国見町内の「観月台文化センター」(国見町藤田観月台)や複合施設「Co-Learning Space アカリ」(山崎舘東)など6会場で開催される。
主催は国見町で、企画運営はまちづくり事業などを手がける「家守舎(やもりしゃ)桃ノ音」(国見町)。同イベントは2024年に初開催し、今年で3回目を迎える。同社が町の委託で行っていた教育事業「エリアデザインラボ」から派生し、空き家などの地域資源を活用する取り組みから発展した。「家守舎(やもりしゃ)桃ノ音」代表の上神田健太さんは「これまでのまちづくり事業で関わってくれた人たちと一緒に、アーティストも巻き込みたかった。国見町は主要幹線道路が通る交通の結節点。多様な価値観が交差する場所で新しいものが生まれれば」と話す。
今年は「福島盆地の最北端が、さまざまな価値観の交差点に。」をコンセプトに、会場エリアを拡大。町内の歴史的建物や公共空間などを舞台に、県内出身者を中心としたアーティストによる写真や映像、ライブペインティングなどの作品を展示するほか、飲食や物販の出店ブースを設ける。新たな試みとして5日、観月台文化センターでエレクトロポップユニット「showmore(ショーモア)」などを招き、音楽やダンス、ビートボックスなどのライブステージを行う。
マネジャーの宮崎みささんは「場所と作品の組み合わせが面白さの一つ。街の場所やものにアーティストの感性を落とし込む形で展開する」と話す。「全6会場を巡るスタンプラリーも用意している。普段は訪れる機会の少ない場所にも足を運び、街の歴史や魅力をアートと共に楽しんでほしい。将来はこの取り組みを盆地全体に広げていければ」とも。
開催時間は、5日=10時~16時30分(アカリ会場の飲食出店のみ17時30分~21時)、6日=10時~15時。展示・飲食・物販エリアは入場無料。ライブステージは5日16時30分開演で、料金は3,000円(会場で使える1,000円分の商品券付き、当日券同額、小学生以下無料)。各会場間を結ぶ無料シャトルバスを運行する。