女性特有の不調や疾患に対応する婦人科クリニック「ゆきうさぎレディースクリニック」(福島市八島田、TEL 024-572-7697)が11月7日に開院する。
院長の渡邉佳織さんは群馬県富岡市出身。群馬大学医学部を卒業後、同大医学部産婦人科学教室に入局し、大学病院や群馬県内の関連病院に勤務。2016(平成28)年、結婚を機に福島市へ移住し、大原綜合病院産婦人科で約10年にわたり分娩(ぶんべん)や手術など急性期医療に従事してきた。
渡邉さんは「総合病院で経験を重ねる中で、月経トラブルや更年期症状など女性特有の慢性的なヘルスケアの重要性を実感した。ホルモンバランスの変動に揺らぎやすい女性の日々の暮らしを支えたいと考え、身近に通えるクリニックの開業を決意した」と話す。
クリニック名は、同院から望む吾妻山の春の残雪「雪うさぎ」にちなんで名付けた。診療は婦人科を中心に、思春期から老年期までの月経トラブルや更年期障害、各種がん検診、妊娠初期診断、タイミング指導などの一般不妊治療に対応する(分娩や高度生殖医療は専門施設へ紹介)。
医師をはじめスタッフは全員女性で、看護師2人はいずれも助産師資格を持つ。院内は白を基調とした落ち着いた空間に仕上げ、中待合を通らず診察室から直接内診室へ入れる動線を採用し、患者の心理的負担を軽減した。感染症対策や個別相談のための診察室も備える。
渡邉さんは「『こんなささいなことで相談していいのか』と迷うような不調でも、気軽に話をしに来てほしい。女性の一生に寄り添い、伴走できる身近な拠点になれれば」と話す。「今後はニーズに合わせてデイケア形式の産後ケアや自由診療の拡充も進めたい」とも。
診療時間は、9時~12時、14時~18時(木曜・土曜は9時~13時)。日曜・祝日・第5土曜休診。予約優先(ウェブ予約対応)。10月31日10時~16時に内覧会を開く。予約不要。