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福島・桑折に複合施設「モモモ コオリ」 アウトドア施設も

いちいの伊藤大地(だいち)専務

いちいの伊藤大地(だいち)専務

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 複合施設「momomo koori(モモモ コオリ)」(伊達郡桑折町)が3月15日、福島蚕糸跡地にオープンする。

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 施設名は桑折町で生産が盛んな桃から着想し、「食『も』自然『も』楽しめる。大人『も』子ども『も』楽しめる。平日『も』休日『も』楽しめる」をコンセプトにする。

 敷地面積は約2.2ヘクタール。施設内には、スーパーマーケット「いちい桑折店」が同日にオープン、アウトドア施設「GLAMQUETKOORI(グランケット桑折)」がプレオープンする。休憩スペースや自習室・コワーキングスペースなどを含むパブリックスペースには、飯坂のカフェ「cafe hiranaga(カフェ ヒラナガ)」の2店舗目となる「HIRANAGA COFFEE(ヒラナガ コーヒー)」を併設。社会福祉法人「松葉福祉会」が運営する認定子ども園も2025年4月のオープンを予定する。

 「グランケット桑折」の名前は、Glamping(グランピング)と、「ごちそう」「豪華な食事」「宴会」などの意味を持つBanquet(バンケット)を組み合わせたものだという。いちい専務の伊藤大地(だいち)さんは「同じ食材でも、調理法だけでなく、食べる場所や誰と食べるかでもおいしさ違う。アウトドアと食をリーズナブルに気軽に楽しめる、笑顔あふれる施設を目指したい。地元食材を使ったBBQメニューも用意する」と話す。

 グランピングエリアにキャビンタイプ2棟、ドームテントタイプ3棟、キャンプエリアに電源付きのオートサイト5サイト、約560坪のフリーサイトを設ける。「グランケット桑折で使っている木材は全て桑折町の間伐材」とも。

「地元産の食材にこだわって、地域密着型で食を通して地域に貢献できれば。今後は地域の事業施設とも一緒にやっていく予定」と伊藤さん。「桑折町は子育て支援にも力を入れている。常に子どもや人が集う場所にしたい。地元の方と来訪者が交流できる場になれれば」とも。

 3月23日・24日の2日間、イベント「One step space in GLAMQUET」も開催予定。開催時間は10時~16時。

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