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浪江町産トルコキキョウを使ったドライフラワー 福島の団体が開発、道の駅で販売

ドライフラワー化に成功したトルコキキョウ

ドライフラワー化に成功したトルコキキョウ

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 福島市を中心に街づくり事業と新ブランド「TEZKURI MARCHE - ART」を運営する一般社団法人「手づくりマルシェ」(福島市矢剣町)が8月、浪江町産のトルコキキョウのドライフラワーを開発した。

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 東京オリンピック・パラリンピックのビクトリーブーケにも使われているトルコキキョウ。浪江町では特産品として栽培されている。ドライフラワー化について、代表理事の齋藤幸子さんは「いまだに町から避難している人もいる状況。浪江町の花を買って持ち帰りたいが、生花は長く置いておけないことからドライフラワーにしようと考えた」と振り返る。「ドライフラワーを使ったワークショップなどを行う『La Flore(ラ フロール)』(野田町)に依頼した」とも。

 一般的にトルコキキョウはドライフラワーには向いていないとされている。斎藤さんは「今回ドライフラワーにしたトルコキキョウは、道の駅『なみえ』(浪江町幾世橋知命寺)で販売している」と話す。福島の県産品を使った新商品を開発し、福島をPRする同法人。斎藤さんは「今後はアレンジして種類を増やしていければ」と意気込みを見せる。

 価格はトルコキキョウアレジメント小=1,100円、中=2,090円、大=2,640円。

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