1店舗15分という時間制限を設けたバーの飲み歩き企画「15ミニッツバーホッパーズ」が5月13日、福島市中心市街地で初開催される。
同イベントは、福島市東口エリアに点在するオーセンティックバーを中心とした13店舗が参加する飲み歩き企画。今回は試験的に初開催する。開催のきっかけについて、発起人で実行委員長の佐藤信樹さん(コッツァガーネ)は「若者の流出や娯楽資源の不足、中心市街地の衰退といった現状を目の当たりにする中で、他人のせいにせず、自分たちが観光資源やアミューズメントとなって街を盛り上げられないかと考え、今回の企画を立ち上げた」と話す。
最大の特徴は、イベント名にもある「15分」というルール。カクテルが提供されてから15分を目安に次の店へ「ホップ」する仕組みで、あえて完全に満足しきれない時間を設定することで「もう少し居たい」という余韻を残し、次回の通常営業時の再訪につなげる狙いがあるという。佐藤さんは「20分だと少し長く、15分という短さが街を探検するようなわくわく感とゲーム性を生む。単なる安売りイベントではなく、街の魅力を再発見する遊び心のある企画にしたかった」と語る。
参加店には、1958(昭和33)年創業の「木馬館」や1964(昭和39)年創業の「山小屋」といった半世紀以上の歴史を持つ老舗から若手の店までが名を連ねる。チケットは5枚つづりで4,000円。限定200枚。1店舗につきチケット1枚でカクテル1杯が提供され、メニューは各店が趣向を凝らした数種類の中から選択できる。磐梯町の「天鏡蒸留所(KAZE)」のウイスキーを使ったコラボカクテルを3店舗で提供するなど、地元の酒造りを発信する取り組みも行う。
佐藤さんは「バーは一軒一軒、世界観や空気が確実に違う。必ず自分にフィットする店があるはずなので、この機会にお気に入りを見つけ、行きつけのバーがある豊かな人生を楽しんでほしい」と参加を呼びかける。
今後については、「今回のフィードバックを踏まえて、ワインバーやビアバーなど参加ジャンルの拡充も視野に入れ、年1回の定例イベントとして規模を拡大していきたい」と意気込みを見せる。
開催時間は18時30分~21時30分で、この時間内にチケットを使い切るのがルール。チケットは参加各店でのみ対面販売を行う。