プリン専門店「プリン工房はちまん」(福島市森合字中谷地、TEL 070-8717-0603)が9月18日、移転リニューアルオープンした。
店主の江口耕之輔(こうのすけ)さんは福島市出身。市内の飲食店などで経験を積んだ後、2012(平成24)年に北海道富良野市へ移住した。当地の洋菓子店「フラノデリス」で3年間菓子の基礎を学び、同店名物の瓶入りプリンの製法などを習得。2016(平成28)年に帰郷し、実家の老舗そば店「粋心庵 八幡」(森合)の一角に同店をオープンした。これまでは約1坪の販売スペースで営業していたが、手狭になったため、製造設備も新たに新築移転した。
商品は地産地消を意識し、平飼い卵などを中心に使用。江口さんは「オーソドックスなコンベクションオーブンでの蒸し焼きだが、瓶を使うことでプラスチック容器にはない熱伝導があり、特有の焼き上がりになる。砂糖は主にてんさい糖を使っており、コクのある柔らかい甘さが特徴」と話す。
店内には、昔ながらのあっさりとした「なつかしプリン」(390円)をはじめ、プリンの上に層を重ねた「ぷりんちティラミス」「ぷりんちいちご」(以上480円)、「ぷりんち和栗」(550円)、「とろけるショコラ」「奥会津金山赤カボチャ」(以上500円)など、常時約10種類が並ぶ。ケーキ類も用意する。
移転後の反響について、江口さんは「独立した店舗として看板を掲げたことで、近隣の方にも気づいてもらえるようになった。厨房(ちゅうぼう)も店内も広くなり、お客さまにゆっくり商品を見ていただける環境になった」と手応えを見せる。「材料はシンプルで添加物を使っていないので、病院などへの手土産にも喜ばれる。日常のちょっとしたご褒美や、疲れたときの癒やしとして味わってほしい。今後は通販などを通じて、福島から全国にも発信していければ」と意気込みを見せる。
営業時間は10時~19時(金曜・土曜・祝日は20時まで)。