おむすび専門店「福むすび」(福島市南沢又)が10月13日、福島市南沢又にオープンした。
店主の斎藤萌さんは福島市出身。高校で調理を学んで調理師免許を取得後、専門学校へ進学して栄養士の資格を取得した。卒業後は病院勤務などを経て、都内でパーソナルトレーナーとして活動。トレーニング指導とともに食事や栄養の指導を行う中で「食べることの大切さ」を再認識したという。県外生活を送る中で実家から届いた県産コシヒカリの味に感銘を受け、「福島を離れたからこそ気付いた米や地元食材のおいしさを発信したい」と、地域課題解決型補助金を活用して開業に踏み切った。席数はカウンター2席、テーブル6席。
店名には「福島の福」「福と福を結ぶ」「人と人を結ぶ」などの思いを込める。米は親戚が栽培する福島県産コシヒカリを使い、土鍋でじっくり炊き上げる。店頭には常時約10種類のおむすびが並び、レギュラーメニューの「しお」(170円)、「梅」「ツナマヨ」(以上200円)、「さけ」(250円)、「明太子(めんたいこ)」(280円)などのほか、「卵黄そぼろ」「炙(あぶ)りチーズ明太子」(以上350円)といった日替わりメニューを用意。選んだおむすびにサバの塩焼き、みそ汁、卵焼き、漬物が付くイートイン限定の「お魚定食」(おむすび代+700円)や、「塩麹(こうじ)からあげ」(100円)などの総菜もそろえる。
平日朝7時からの営業について、斎藤さんは「トレーナー時代に朝食を抜く人が多かった経験から、しっかり朝ごはんを食べるきっかけにしてほしいと考えた。通勤途中の人や近隣の子どもたちにも立ち寄ってもらえている」と話す。「今後はリクエストメニューの考案や芋煮会などのイベントも企画したい。おむすびを通して人と地域を結び、福島に豊かな朝ごはん文化を広げていければ」と意気込みを見せる。
営業時間は、平日=7時~19時(なくなり次第終了)、土曜・日曜・祝日=10時30分~17時。水曜定休。