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福島の居酒屋が1周年 休業・地震乗り越え、客が飽きない店に

「ふくしき」で提供する「ウニの卵かけご飯」

「ふくしき」で提供する「ウニの卵かけご飯」

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 福島市でウニ料理を中心に提供する和食居酒屋「ふくしき」(福島市置賜町)が3月4日、1周年を迎えた。

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 昨年オープンし、ウニを使った創作料理を提供する同店。オープン当時を振り返り、店主の小川和真さんは「あっという間の1年だった。新型コロナウイルスの影響で休業していたため、1年たった実感があまりない」と振り返る。

 福島市が定めた新型コロナウイルスによる飲食店の営業自粛期間が2月14日までとなり、休業を余儀なくされた同店。小川さんは「テークアウトも考えたが、やはりお客さまには温かな料理をすぐに提供したかった」と話す。休業期間が明ける前日、先月13日の夜に発生した福島県沖地震での被害を受け、当初15日に予定していた再オープンを16日に延期した。

 小川さんは「1年たって特に変わることはないが、休業によりできなかったことが多々ある。通常営業も最初の1カ月間しかできていなかったので、挑戦する年にしたい」と意気込みを見せる。「お客さまが飽きない店づくりをして、料理のリクエストなどにも応えていければ」とも。

 営業時間は17時30分~翌1時(金曜・土曜は翌3時まで)。日曜・祝日定休。

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