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福島・置賜町にうな重専門店「うなぎの佐藤」 割烹が昼に二毛作営業

うな重専門店「うなぎの佐藤」で提供する「うな重(松)」(写真提供=うなぎの佐藤)

うな重専門店「うなぎの佐藤」で提供する「うな重(松)」(写真提供=うなぎの佐藤)

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 割烹「肴亭 今乃」(福島市置賜町)が昼の時間帯に、うな重専門店「うなぎの佐藤」(TEL 070-9170-3223)の営業を始めて、8月16日で1カ月がたった。

うな重専門店「うなぎの佐藤」の店内

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 店主の田代朋さんは、二毛作営業を始めたきっかけについて、「リーズナブルだけれどおいしいウナギを出せたらと思っていた。目新しさと、夜の『肴亭 今乃』と違う顔を出したかったので、名前ものれんも変えて営業することにした」と振り返る。1カ月がたち、「夜のお客さまが来てくれたり、口コミで伝えてくれたりと、来店もテイクアウト注文も増えている。既に数回来てくれたお客さまもいてありがたい」と話す。

 店内は、木やしっくい調の壁をあしらう和モダンの雰囲気。席数は、カウンター5席、4人用個室2部屋、2人用個室1部屋の計15席。

 メニューは「うな重」のみで、梅(ウナギ2分の1尾)=1,650円、竹(4分の3尾)=2,200円、松(1尾)=2,750円。一口そば、新香、吸い物、ワサビ・ネギなどの薬味が付く。二ホンウナギを使い、関東風の蒸し焼きで提供する。自家製だれを使い、焼きだれと仕上げだれは、それぞれ調合を変えているという。「ふっくらとしているのが特徴。持ち帰りもできるので、土用の丑(うし)の日、母の日、父の日など、家でも楽しめる」とも。アルコールやノンアルコールドリンクも用意する。

 今後について、田代さんは「県内郊外に2店舗目を計画している。ウナギチェーン店に負けない質と値段で提供していけたら」と意欲を示す。

 営業時間は11時~14時30分。日曜定休。

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