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国見でウオークラリーイベント テークアウトしながら散策、まちの活性化目指す

ポスターを手に参加を呼び掛ける国見町商工会の職員

ポスターを手に参加を呼び掛ける国見町商工会の職員

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 国見町の商店街11店が出店する「くに味(み)でまんぷく!ウォー食(く)ラリー」が11月21日、開催される。主催は国見町商工会(国見町大字、TEL024-585-2280)。

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 各店を回り、商品をテークアウトしながら町内を散策する同イベント。開催のきっかけについて、同会の遠藤潤さんは「コロナウイルスの影響で、毎年開催していた夏祭りやイベントが中止になった。コロナ禍で町内の経済活動が縮小している中で、どうにかして活性化できないかと思い開催に至った」と振り返る。「初めて行く店でテークアウトをするのをためらう人も多いため、まずは店を知ってもらうためにも開催したい」とも。

 同イベントには藤田商店街の菓子店やベーカリーなど11店が参加。発着地点の「観月台文化センター」(藤田観月台)を中心に、全ての参加店を回りゴールした人にはクイズを出題し景品を用意する。ツイッター投稿用にハッシュタグも設定。参加店で見つけたものを「#くにみでまんぷく」のハッシュタグを付けて投稿した人の中から同会が審査を行い、最優秀賞に選ばれた人には景品を進呈。

 コロナウイルス対策として、当日は人数制限を行う。参加者の検温や手指のアルコール消毒などの対策を取るほか、参加者をグループに分け歩くコースを指定し密を避ける。

 遠藤さんは「当町では町民の高齢化が進んでおり、遠方に買い物に行くことが困難な人も多くいる。商店街の店の存続は地域のコミュニティーの存続にもつながる。食欲の秋に、当町のおいしいものを味わってほしい」と呼び掛ける。

 参加費は、大人=500円、小学生以下=300円。定員は200人。申し込みは今月10日まで。

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