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福島の企業、北信中学校にマスク贈る 自社製5000枚超

(左から)「エイチアイシー」原拓朗社長、生徒会長の小山蛍瑠さん、副生徒会長の佐久間悠太さん(以上2年)、千葉英一校長

(左から)「エイチアイシー」原拓朗社長、生徒会長の小山蛍瑠さん、副生徒会長の佐久間悠太さん(以上2年)、千葉英一校長

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 福島市の「エイチアイシー」(福島市瀬上町字桜町3)が11月25日、北信中学校(鎌田御仮家)の全生徒と全職員分のマスクを贈った。贈ったのは1人につき3枚入りを2袋、合計5040枚。

原拓朗さんが贈ったマスク

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 寄付したマスクは、2020年に関東と関西で販売を始め、今でも100円ショップなどで売られている。マスクは自社開発したウレタン製で、不織布マスクよりも息がしやすく何度も洗って使うことができる。同社はこれまでも市内の小学校や幼稚園にこのマスクを寄贈している。

 社長の原拓朗さんは「再び福島市内でもコロナ感染が広がってきており、不安な生活を送る子どもたちに少しでも快適なマスク生活を送ってほしい」という思いで、今回も原さん自身の子どもが通う中学校に贈ることにしたという。

 着用後、生徒会長の小山蛍瑠さん(2年)は「これから部活動の時など使いたい。息がしやすい」と話す 。

 「保護者として、福島で会社を経営している身として、少しでも地域の皆さんの役に立ててもらえたら。人を助ける気持ちの輪が広がれば」と原さん。

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