ビールを専門にしたバー「津軽麦酒(つがるビア)」(福島市新町)が3月15日、新町にオープンする。

　東北のクラフトビールを中心にそろえる同店。オープンのきっかけについて、店主の細谷正孝さんは「自分の店を持つのが夢だった。福島にビール専門店が無く、県内にブルワリーが多くできていて需要が高まっていることを感じ、オープンに至った」と振り返る。細谷さんは青森出身。店名の由来について「福島も好きだが地元の青森も好きなので、店名に取り入れた」と話す。

　福島で３年のサラリーマン経験を経て脱サラし、飲食業に携わってきた細谷さん。県内のブルワリーでクラフトビールやビールについての知識を学んだという。「ビールを専門に店をやってみたいと思い、ブルワリーで修業した」と細谷さん。

　店内は木目を基調にキーカラーにダークグリーンを取り入れ、レンガ調の壁に仕上げる。カウンター＝10席、6人掛けテーブル＝2卓の他、立ち飲みスペースを設ける。ビールタップは8個あり、クラフトビールのボトルは約30種をそろえる。細谷さんは「クラフトビールは、季節やシーンに合わせて新しいものを仕入れる」と話す。「お客さまのリクエストにも応えられるよう、酸味の強いビールや甘いビールなど、さまざまな種類のクラフトビールを仕入れていければ」とも。

　営業時間は14時～22時。